「ちょう」か「まち」か

ブログ、またまた随分久しぶり。

今日のタイトルは「ちょう(丁)か”はん(半)か」。・・・・・・じゃなかった、「ちょうかまちか」。



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2週ほど前だったか、講談の神田あおいさんと宝井一凛さんのふたりで続けている勉強会、「あおいちりん」が

いつもの四谷区民センターの和室ではなく、新宿区立歴史博物館のホールに代わってた。

歴史博物館の場所はJRなら四ツ谷駅、メトロなら曙町から歩く、”新宿区坂町”にある。

その時思った。この坂町って、「さかまち」と呼ぶのか「さかちょう」と呼ぶのかどっちだろ。


なぜ迷ったかというと、新宿区にはこんな覚えがあるから。

もう50年も前になる中学高校時代に旺文社の「百万人の英語」か「中学時代」か

「蛍雪時代」あたりを好んで雑誌購読してた。そして何のためだったか、

旺文社には頻繁にハガキか封書を出していた。

宛先は「新宿区横寺町55」。よく覚えてますね。そりゃ何度もはがき出してたから。

60歳過ぎて偶然あの町を通るまで、ずっと「よこでらちょう」だと思っていた。

でも正しくは、横寺町(よこでらまち)だったのだ。

音好は東京杉並区の生まれで、東京育ち。

東京の街は知っているつもりだったが今となっては地方出身者と大して変わらないのかも。

最近、時間を上手く使えるようになったのか東京の街もあちこちあちこち歩く。

そこで過去のいい加減な知識が間違っていたことを知ることが多い。


学生時代の4年間は後楽園周辺の麻雀パチンコ喫茶店ですごしたのに、

目と鼻の先だった神楽坂には全く縁がなかった。

今、神楽坂周辺を歩くといろんな発見がある。

ここ数年、大江戸線牛込神楽坂駅前の「箪笥町」の区民センターで

何度か落語会を見る機会があった。

箪笥町、 これも「たんすちょう」かと思ったら箪笥町(たんすまち)だった。

その時、時間つぶしに神楽坂周辺をぶらり歩いたもんだ。

新宿区箪笥町(たんすまち)のすぐ南側が、新宿区北町(きたまち)。

そして、北町(きたまち)から市ヶ谷方面に歩くと「中町」、「南町」と続く。

北町(きたまち)の隣だったら「なかまち」、「みなみまち」と思うのが普通ですよね、ですよね!

これ中町(なかちょう)、南町(みなみちょう)なんですよ。



そんなことがきっかけで、いま新宿区の町名を調べましたよ。

私なりの方法でネットのあちこちを調べてみました(ネットは便利だね)。


新宿区にはなんと、”95”もの町名が現存する。

23区の中で町名数は群を抜いてますね。

しかも、なんとその8割強に町名に「町」の字が残っている。

新宿区議会はすばらしい。昔の町名を今も継承している。いろいろ軋轢あったろうに。


新宿区町数:       95町

新宿区××町(ちょう): 49町  

新宿区××町(まち):  29町

   ちょう:河田町、大京町、富久町、百人町など
   まち:新小川町、袋町、舟町、早稲田町など
   

昔の名は圧倒的に「ちょう」が多いと思ってたら新宿区はそうでもない。

「まち」か「ちょう」かの命名法を説く法則は音好の頭では見当がつかない。

しかも「まち」も「ちょう」もそれぞれこんなに数あっちゃ、

「まち」と読むか「ちょう」と読むか音好に解るわけない。


ちなみに、こんなに「町」が付く町が残っているのは新宿区と中央区だけ。


その中央区の数字は

町数:  35町

中央区××町(まち)  1町(日本橋室町のみ)
中央区××町(ちょう) 19町

     まち:日本橋室町のみ
     ちょう:日本橋馬喰町、日本橋小伝馬町など


最後に、きっと、東京の下町である台東区や墨田区にも「町」の付く町が

数多く残っているだろうと調べたら、

なんと、台東区も墨田区も、「××町」はゼロ! 驚きました。


この記事へのコメント

keiko
2011年06月16日 07:41
私の住んでいるのは「東町」で、「ひがしちょう」と読みます。

引っ越してきたころは、「ちょう」か、「まち」かよくわからず、人からきかれても、答えられないので、困りました。

また、「ひがし」か「あずま」かもよくわからないと、人からきかれます。
ちょうか、まちか・・
2011年06月16日 07:46
超面白い研究です。
次のご報告を待ちます。
2011年06月16日 13:34
なるほど、自分の新居の読み方を他人に教えられないってありそうですね(笑)
近所の交差点名表示の信号機でもあればローマ字表示で確認したりできますけど、なかなかそうはうまくいかないしね。
2011年06月24日 21:50
根好さん こんばんは~
お久しぶりです 
以前から気になってた問題の一つでした

東京は「ちょう」と呼ぶほうが多いみたいですね
東京の人が大阪に来て「上本町」・・カミホンチョウ! と言われて どこの場所?? ってあせりましたよ
「ウエホンマチ」って読むのですが
大阪は訓読みが多いみたいですね

東京に行って「ひぐれさと」と言って切符を買おうとしたことありましたよ(笑)
まさか・・「にっぽり」!なんて想像できないですね 音読みが多いのでは?

大阪の「松屋町」・・「まっちゃまち」って読むのは大阪の人だけですね(笑)
2011年06月28日 18:11
ワタシのオフクロが大阪生まれで、小学生の頃上本町に連れてってもらい「うえろく」と言っていたので子供ながら度肝に抜かれた記憶があるが、キャハハ!「まっちゃまち」には参りました!浪速っ子の言葉感覚のシャープさには江戸っ子はとてもかなわないですね。
2011年07月19日 11:37
音好師匠、大変ご無沙汰しております。
「まち」か「ちょう」かはいつも気になることです。我々が通勤していた会社の最寄り駅も「田町=たまち」に「浜松町=はままつちょう」と「まち」と「ちょう」が揃っていましたね。ネット検索して分かったんですが、昔は「田町」という町名もあったんだそうですね。今は駅名だけになってしまいましたが。
2011年07月21日 20:18
音好さん
お暑うございます。
お元気ですか?
大阪、京都ともに、古い町名は『まち』と呼ぶ
ところが多いように思いますが、これという一定のルールはないと思います。
2011年07月22日 00:01
お久しぶりです。そうか、ごく身近に「ちょう」と「まち」ありましたね。「たまち」に「はままつちょう」か。
2011年07月22日 00:07
大阪だけでなく京都も「まち」が多いんですか。勉強になりました。しかし、京都を知らない音好に真っ先に思いつく町名は、行ったことはないが「先斗町」なんです。これは「ちょう」ですね。夜の蝶が結構多いからなんでしょうね。
2011年09月02日 13:25
音好さん
どうしていますか?
お元気なんでしょうか?
2011年09月02日 17:52
生きてま~す!
相変わらずあれこれ動き回ってはいます。
でも家のパソコンが不調だと、ブログを書くのはつい億劫でね。でも最近合う人ごとに、もうブログは止めたの?って言われます。反省!!
ネットでパソコン買い替えました。今週末でやっと家族分を含め各種データも移行完了する予定。
そうしたらまたブログもたまには書きたいと思ってます。
パソコン代わりとなる携帯やタブレットは便利ですね。情報発信には指が追いつかないがここ数カ月はいつでもどこでもツイッターやfacebookで知り合いや有名人の情報をあれこれ追いかけているのがと面白くて。千里さんもfacebookを試してみませんか?
そして私を見つけてメッセージを送ってください。っしたら友達承認しますからそちらでも情報交流できます。
最後にもう一度書きますが、ブログもときどき更新していこうと思っています。
テヘッ!長いコメントだな、これも反省。
2011年09月04日 21:32
お元気で何よりです。
実は2年ほど前からフェイスブックは始めていたのです。香港の知人と連絡を取る手段に使っていましたが、活発ではありませんでした。ここへ来て
高校の同窓生達も始めたらしく、先週だけで3人の消息が判りましたとさ。フェイスブックの音好さんを探すにはどうすれば良いのかな?
2011年09月06日 11:00
わっ、facebookを2年前からとは大先輩だ!
確かに「音好」で検索すると訳わからんものが一杯検索されるが、私にたどりつかない。千里さんの手作り名刺をいただいたはずだが整理が悪く私も有縁千里さんのお名前を失念しました。
では、ウェブリブログの仲間どおしの便利な機能、「メッセージを送る」で私のまこと本名を連絡します。

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